tami0806's diary

ネットのメモ帳

佐村河内守氏が記者会見 「新垣隆さんを名誉毀損で訴えます」

 

会見スタート。髪の毛を短くして、黒いスーツの佐村河内氏は神妙な表情で冒頭、謝罪した。以下、佐村河内氏の説明。

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CDを買ってくれた皆様、私のことで、非常にご迷惑をおかけしたことを謝罪します。本当に申し訳ありませんでした。講談社幻冬舎など本を出してくれた出版社や、日本コロムビアなどCDを出してくれた皆様、NHKの皆様、高橋大輔さんにも深くお詫びいたします。

障害者年金は一度も受け取っておりません。近いうちに横浜市からも発表があるとは思いますが、3年前から言葉が聞こえるくらいまでに回復しました。聞こえはしますが、完全に聞き取れるわけではないので手話通訳は必要です。

今の私には信用というのは全くないと思います。しかし、この会見では全くウソ偽りなく真実を申します。テレビ出演は今日で最後にします。

2001年の手帳の交付について、横浜市役所内の会見で発表されたことですが、当時の診断書に誤りはなく適切に診断されたとなっております。

交響曲をなぜ身銭を払ってまで作ったのかと思うかもしれませんが、私は子供のときから音楽が大好きでクラシックも好んで聴いていました。でも、日本の現代音楽に対しては肯定的ではなかったんです。

昔の音楽の復権が一番と思い、時代が変わればいいと思っていました。やり方が間違っていましたが、新垣さんというゴーストライターを使うことで、私 が生きている間は演奏されないと思っていた交響曲が出来ました。曲を残しておくことで、今の時代にある音楽と誰かが拾ってくれればいいと思っていました。 それで、私が細かく設計図を作って新垣氏に頼みました。

【11:20】

会見では新垣氏への恨み節も出てきた。以下は佐村河内氏の説明。

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師匠にばれることを恐れていたのに、なぜ暴露したのか。私にとってはとても大きな疑問でした。

ギャラについても「もうこんなことやめにしましょう」と何度も言ったと新垣さんは言っていますが、それはウソです。新潮45に以前、記事が書かれたときに、「やめましょう」とは言われましたが、18年間でその一度きりです。

今、ここで正直なことを言いますと、とても言いにくいことですが、いつも私は新しいコンセプトを作ったとき、新垣氏は次の曲を作りたいのでいついつ 待ち合わせしようということがあって、私が曲の内容、意味合い、構成などを提供してギャラを提供するんですね。すると、彼は間違いなく首を横に振ります。 そのあと、値段をつり上げていくと、最後は笑顔で「いいですよ」と言ってました。これが本当に「辞めたい」と言っていた人の発言でしょうか。私は雑誌で新 垣氏の発言を見て、目を疑いました。

【11:25〜】記者団からの質問

—高橋選手についてお聞かせください。高橋大輔の選手の五輪での演技をご覧になったかということと、それをどう思ったか?教えてください。

高橋選手はテレビ番組で一緒に出演したこともありましたが、あのような素晴らしい選手が(曲を)選んでくれたことに感謝しておりますし、高橋選手にこうした事件が影響したのかなと思いますが、自分の責任は大きく感じています。

—競技はご覧になりましたか?

つらくて見れませんでした。

著作権はどうするつもりですか?新垣さんは主張しないと発言していますが?

新垣さんが著作権が放棄をすると会見でおっしゃったというのは聞いてますが、今後、弁護士さんを通してどのような回答が来るかは分かっておりません。

ー今後も弁護士さんとの話し合い次第では、著作権を主張し続けると?

それはとても難しいです。先ほどのソナチネに関して言うと、あれは実験的な音楽だとか、宇宙戦艦ヤマトとか、私は新垣さんをゴーストとして信頼して いたんですけど、あのようなことを言われて大変ショックを受けました。一方で、ソナチネに関しては完全に自分の物だと主張されてますが、あれも私の設計図 に基づいて書かれているのに関わらず、「私の傑作です」とおっしゃってるのは非常に疑問です。なので著作権がどうなるかはまだ分からない状況です。

ー新垣さんの会見があるまでは、ゴーストライターをばらさないでこれまでも続けていったのでしょうか?

新垣さんは、「佐村河内は絶対ばらさないと思ってました」とおっしゃってますが、そんなことはなくて、どんどん大きくなるにつれて「いつかはばれるんじゃないか」と思っていました。

10年後には引退しよう、という思いでいましたけど、文春でも書いてありましたが、「新潮45を読んで怖くなったから、やめたい」という新垣さんの 話があったときも、日本コロムビアからCDの話があったため「あと2つの曲だけ」ということで、それだけやってから引退するつもりでした。

ー罪の意識や、皆さんを騙している意識はなかったんですか?

ありました……。

ー今、私の声は聞こえますか?

音は聞こえます。感音性難聴なので、聞こえはするんですが耳が遠い状態で、ちゃんと聞き取れません。新垣氏の発言で「私が電話した」とかあるようで すが、全くバカバカしい発言です。信じられない言葉です。私は1年半にわたって、ファックスだけでやり取りしてきましたけど、そんなことはありえません。

ーなぜ騙したのか?

申し訳ない気持ちでいっぱいです。基本的には繰り返しになりますが、本当にゴーストライターをやって、黙って使っていたことは本当に大きな過ちであり、一生にかけて償っていきたい。

被災地や亡くなられた方を利用してたのでは?

断じて違います。

ーなぜ騙したんですか?そこに全く答えてません。

はい。結果的にとは言ってはいけませんが、騙したことになります。申し訳ありません。

ーなぜこれまで黙っていたんですか?現代のベートーベンではなく希代のペテン師として名前を残すのでは。

ここまで巨大化して何も言い出せなくなってしまいました。このような大騒動を引き起こしてしまった。妻にも言い出せなかった。「まだ日本にとどまってよかったね」と言われました。

ー名声が欲しかったんですか?

信じてもらえるかは分かりませんが、さほどありませんでした。

ーあなたの好きなベートーベンやブラームスに対する冒涜とは思いませんか?

……思います。

ーなぜ補聴器をつけないのか?耳が悪い自分、の方が都合がいいのか?

補聴器は3台持ってます。

ーなぜ今はつけないのか?

感音性難聴なので、つけても意味がないということでしていません。

ー手話の方は必須で、それがないとコミュニケーションは全く取れないと?

口話術というのがあるんですが、新垣さんとは全て口話でした。慣れている人との口話はどんどん読みやすくなりますし、大変口が少なくゆっくり話します。

熱気を持って話すのは私ばかりで、彼は言葉は悪いのですがイエスマンでした。

どうしても申し上げたいのですが、今回の騒動に至ったのは一番悪いのは自分。そのために謝罪に来ました。しかし、新垣さんが私が普通に会話できると言ってましたが、そのようなことは全くありません。

ー新垣さんの発言とあなたが言っていることが食い違っていることについては

新垣さんほかを名誉毀損で訴えます。

ー誰を名誉毀損で訴えるのか?民事か刑事か、代理人は誰ですか?

まず弁護士の方はほぼ内定していて、来週にもお会いする予定です。私個人の意見としては訴える用意があると伝えたんですけども。訴えるのは新垣さんと、他の人はまだ決めかねています。

ーそれはどういう意味ですか?

新垣さんは絶対訴えるけども、他の人は検討中ということです。

ー印税収入はどれくらいあったのですか?

詳しくは申し上げられませんが、青色申告を見てもらえば分かると思います。今年初めて黒字になった程度で、ずっと赤字でした。新垣さんに払うお金ですが、妻には現代音楽のご教示代ということで、調性音楽は書けるけども非調性は書けないということで。

ー裁判費用は印税から?

それはまだ何も考えておりません。

ーホテルを転々とされてたということですか?どこを回られてたんですか?

横浜を中心にホテルを転々としていました。

ースキンヘッドになっているという情報もあったんですが地毛ですか?

初めて聞きました。

ー奥様はどんな役割を果たされてきた?奥様は離婚を希望しているんでしょうか?

妻は仕事にはタッチしておりません。妻には「離婚してください」と言いましたが「しないよ」と言われました。